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ティール組織の嘉村賢州氏の公演を三田未来フェスで聴いてきた

ティール組織を日本に、これだけの短期間で広めたのは嘉村賢州氏がいたからだともう。

嘉村賢州さんは、ビジネス書の「ティール組織」の解説を担当している。

しかし、実際には嘉村賢州さんがフレデリック・ラルー氏の「Reinventing organizations」に感動し、ティール組織のセミナーなどに参加した事から日本語訳を出版する事になったのは有名な話。

嘉村賢州さんが居なければ、日本にティール組織が紹介されるのは、もっともっと遅くなった可能性もあると思う。

嬉しい事に、今回嘉村賢州さんの公演を聴く機会を得た。

そして、嘉村賢州さんと同郷であり、同じパン屋のパンを食べ、同じ店のコロッケを食べてい事を知った。

いいおじさんが、なんだか嬉しくなった。

ティール組織 嘉村賢州

三田未来フェスの基調講演はティール組織の嘉村賢州氏

嘉村賢州さんの公演を聴く事ができたのは、三田未来フェスの基調講演として三田市に来訪されたからだ。

未来フェスの基調講演の題名は、

ティール時代のムーブメントの生み出し方

「全員主役のプロジェクトのすすめ」

ティール組織の内容を説明しながら、ティール組織の考え方が、プロジェクトを進める上で大切な事を解説してくれるものだった。

なぜ経営者は幸せではないのだろう?

ティール組織の原書である「Reinventing organizations」をフレデリック・ラルー氏が書くきっかけになったのは、フレデリック・ラルー氏が社長専門のコーチとしてコンサルティング事業をしている時だったと言う。

コンサルする経営者のほとんどが幸せではない。

富も名声も得ている経営者が、なぜ幸せではないのだろう?

そう思った時、一体会社を組織を何のために運営しているのだろうと思ったのがきっかけだと言う。

今度は、そんな社長の企業に勤める社員にアンケートを取った所、社員も幸せではなかった。

では、組織とはだれのためのものなのだ?

この疑問が、「経営者も社員も幸せな組織」は有るのか?と疑問を募らせる。

経営者も社員も幸せな組織は有るのか?

そう思って探し始めてみると、幾つかの企業を見つけることができた。

その企業は、今までにない経営方式をとっており、不思議な事に役職などの階級制度がない共通点があった。

この調査からティール組織が始まったのだ。

プロジェクトのまわし方

プロジェクトも、組織と同じように考える事ができる。

組織と言うと少し大きなものになって、わかりにくくなる可能性がある。

だから、プロジェクトに例えて考えてみようと言う事。

100以上のプロジェクトに参加してきた嘉村さんだか真実味が高い。

プロジェクトには3つの形があると嘉村さんは言う。

プロジェクトの3つの形

統率型

リーダーが自分の熱量で、多くの人を引っ張っていく形。

やるべき事、目的ややり方などがはっきりとしている場合は一番進みやすい形。

リーダーの力量に左右される事が多いが、プロジェクトの実現性はかなり高い。

その反面、オレンジ組織の様にやらされた感があり、メンバーは白けてしまう事も多い。

参画型

皆で話し合って進めていく形。

グリーン組織に似ている。

しっかりとやらないといけない事、日付などが決まっている場合には実行する事ができる。

自己組織化型

何かをやりたいのだが、何をやっていいのかはっきり決まっていない。

どんな物を作ればいいのかわからない。

そんなボヤっとしたプロジェクトの場合、自己組織化型が向いている。

自己組織化型は挑戦しやすいからという点があげられる。

失敗しても怒られない。

思い切って挑戦してみる事ができる。

みんなが参加している意識が高くなって盛り上がる。

チーム作りを極めればムーブメントは起こせる

ティール組織 嘉村賢州

公演の最初にスライドにも表示されているのだが、

「チーム作りを極めればムーブメントは起こせる」

これがムーブメントを起こすカギだと言えそうだ。

いいチームでは、良いものができるし、チームのメンバー自身が自信をもって勧める。

好きな事を一生懸命語っている人の話を知らないうちに聞いてしまった事は無いだろうか。

そんな情熱を持ったチームメンバーが色んな人に話していく。

すると自然とムーブメントもできていくと思うのだ。

じゃ、いいチームとは何かと考えると、自分が参加していると実感できるチーム。

チームの一員として役に立っていると実感できるチームではないだろうか。

それはまさに自主経営の組織のよう。

そう、ティール組織的チームは、意見も言えるし、自分のやりたい事をやれる。

上から押し付けられるのではなく、自分の出来る自分の得意な事を自分の意志でやる事ができる。

だから、チームメンバーがチームへの自分の貢献を実感できる。

そんなチームがいいチームではないだろうか。

嘉村賢州さんの公演の感想

ティール組織を改めて嘉村賢州さんから聴くと、より理解を深めることができた。

さらに、それをプロジェクトレベルにすると身近に理解する事ができる。

誰しも、プロジェクトとは言わないまでも、何かのイベントには参画したことがあって、その時に感じたことがあるからだ。

「あー面倒くさい」と思った事もあれば、

「なんであいつ偉そうに仕切ってるの?」

と思った事もあるだろう。

だから、つまらないプロジェクトなら実感がある。

あー、ああならないためのプロジェクトがティール的なのか・・・

ってなんとなく感じることができたのではないだろうか。

私も、より身近に感じられて、ティール組織の理解が進んだように思う。

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