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2030 SDGsGAMEはゲームでわかった「誰一人置き去りにしない」から世界が変わる

2030 SDGsGAMEを天理市でプレーしてきた。

国連が全体一致で決議したSDGs。

SDGsを理解するためにゲームを使う。

ゲームを使って未来の地球を疑似体験する事は、

SDGsの一番のスローガン「誰一人置き去りにしない」を理解する事となった。

SDGsを最初に知った時、「絵に描いた餅」、「無理ゲー」と思った

SDGsを最初に知った時、「絵に描いた餅」、「無理ゲー」なんって思った。

だって、「誰一人置き去りにしない」なんて書かれている。

「誰一人置き去りにしない」なんて不可能だ!そう思ったのだ。

実際に飢えている「人間」を助けるためには農地がいる。

しかし、農地を作るためには自然を破壊することになる。

矛盾している。

そう思ったのだ。

しかし、2030 SDGsGAMEをプレイしているうちに違う思いが込み上げてきた。

「誰一人置き去りにしない」の前提が無いと成り立たない。

「誰一人置き去りにしない」から持続可能社会が作れる。

のではないだろうか?

世界の全ての人たちが、「誰一人置き去りにしない」と思えたとき。

逆に、「自分が置き去りにされない」と確信した時、世界は変わる。

そう思えるようになった。

SDGs「誰一人置き去りにしない」からこそ変わる計画の立て方

自分が「誰一人置き去りにしない」を信じて未来へ進んで効けたなら。

もしも、「誰一人置き去りにしない」を全世界の人間が信じることができたなら。

計画の立て方は、競争から協力へ変わるのではないだろうか。

「誰一人置き去りにしない」が一番の目標となったなら、自分も置き去りにされることは無い。

それを信じられるから、自分の利益を後回しにしても、公共の利益にかなう事業を優先できる。

SDGsの目標に向かって事業を推進できるのではないだろうか。

自分の目標が遅れたとしても、他の皆が助けてくれると信じることができる。

自分たちの利益を後回しにしても、まず落ちこぼれてしまいそうな人達を助ける。

困難である事業に力を入れる事ができる。

自分たちも後から助けてもらえると信じられるからこそできる事。

この事実が計画の立て方が全て変わる。

2030 SDGsGAMEで実際の世界をシミュレーション未来はどうなっているのか?

簡単なルール次の通り。

最初プロジェクトカード2枚と10枚のマネーカード、10枚のタイムカードと目標カードから始める。

経済、環境、社会のゲージ(白板に張り付けられたそれぞれの色の磁石)は5個からスタート。

一斉にプロジェクトカードをチームで実行。(早い者勝ち)

カードに書かれている報酬と、書かれている色の磁石を増減させる。

経済や社会、環境のそれぞれのゲージが一定の枚数ないと実行できないプロジェクトがある。

プロジェクトを実行して、自分達の目標を達成する。

プロジェクトを実行すると、新しいプロジェクトがもらえる。

白板のゲージは、どれか一つが低い状態とならない様に工夫する。

これだけ。

2030 SDGsGAMEは自分の目標を達成することが必要

2030 SDGsGAMEでは、自分たちのチームが自分たちの目標カードを引くところから始まる。

目標のカードは5種類。

「大いなる富」「悠々自適」の目標がある。

「大いなる富」は、ゲーム終了時に手持ち資金が目標額に達している事。

「悠々自適」は、時間のカードを必要枚数集められる事。

この目標は、おそらく現在の国々の状況を反映している。

もちろん、経済成長が重要な目標になっていない国は無いと思う。

でも、国民のニーズが経済で無い場合は多い。

今の日本がそうであるように、人間としての生き方を考え直す時、時間を必要とする。

さらに進むと、自分たちだけの事ではなく、社会や環境の維持に力を入れる事が国民のニーズになる国も出てくる。

そう言った、社会や環境を整える事が目標となるカードも入っている。

このカードの枚数は、現在の世界の現状を鑑みて構成されている様だ。

経済発展を目標とするチームが一番多く、その次が時間の余裕を得る事が目標となっているチームの数が多い。

2030 SDGsGAME

お金と時間を使ってプロジェクトを成功させる

プロジェクトカードには3種類ある。

青・黄・緑の3種類。

それぞれに違うタイプのプロジェクトになってる。

色はそれぞれに、青が経済、黄色が社会、緑が環境となっている。

このプロジェクトもランダムに配られていて、プロジェクトをお金と時間を消費して実行していく。

お金が無くなってもプロジェクトを実行する事はできないし、時間が無くなってもプロジェクトを実行する事はできない。

プロジェクトによって、お金の報酬がもらえるものもあれば、時間を報酬にもらえるものもある。

しかし、プロジェクトを実行してもお金も時間も減るだけと言うものもある。

さらに、このプロジェクトカードには、経済、環境、社会の項目がある。

この項目の中に、+-が書かれている。

社会に+1とか環境に-1とかだ。

プロジェクトを実行して、経済に+1すると、白板青い磁石をプラスの数だけつける。

この白板に張り付けられた磁石に凄く意味がある。

プロジェクトカードの中には環境が3以上じゃないとできないとか、経済が3以上じゃないとできないなんてものがあるからだ。

この磁石は、現状の私たちの地球を表している。

経済は発達しても、環境がゼロだとだめ。

環境も社会も整えながら自分達のチームの目標を達成するのがゲームの目的だ。

2030 SDGsGAMEは自分達のカードだけでは目標達成できない

2030 SDGsGAMEは、自分達のカードを工夫して目標を達成するゲームではない。

プレーヤー同士交渉しても良いのだ。

これは外交と同じ。

時にはODAの様にマネーカードを貸与してもらってもOK!

トレードもOKだ。

2030 SDGsGAME

プロジェクトには、いろいろあるので、自分達のチームの目的には必要ないプロジェクトもある。

そんなプロジェクトは、自分達の目標に必要な物と交換していく。

この交渉する事が自分達の目標が達成できるかのポイントとなる。

経済・環境・社会 どれが欠けても幸せな社会にはならない!だから・・・

白板に張り付けられた3色の磁石は、現在の地球ゲージ。

3色のゲージが全て伸びていく事が必要。

どれが欠けてもゲームの目標達成とならない。

今回のゲームでは、経済が一気に伸び、社会と環境の磁石が無くなった。

これは、社会や環境の悪化を物語る。

マネーカードを得るため経済のプロジェクトを実行すると、経済のゲージが伸び、環境や社会のゲージが減る。

「大いなる富」の目標を持っているチームが多いので、経済のゲージが伸びたことは合点がいく。

ただ、環境のゲージや社会のゲージが下がるとできないプロジェクトもあるので、自分達の目標が達成できない事がる。

この時、チーム同士がどの様な行動を行うかが目標を達成できるかのカギとなる。

違う目標のチームとカードの融通をおこなって、ゲージを改善して自分達のプロジェクトも実行するなんて事が必要となってくると言うわけだ。

「誰一人置き去りにしない」!自分達が目標を達成しただけではだめ2030 SDGsGAMEに勝者も敗者も存在しない。

私たちの、今回の未来の地球は達成率95%となった。

私のチームは目標を達成した。

経済ゲージがやや多いものの、社会も環境も合格レベルに伸ばす事ができた。

それでホッとしていた我々だったが、目標達成率は95%なのだ。

100%でない。

もちろん低い数値で無いのだけど、何がいけなかったのかと言う話になった。

それは、全てのチームが目標を達成できなかった。

その点がマイナスポイントだった。

数チームが目標を達成する事ができなかった。

「誰一人置き去りにしない」

SDGsの理念に反する。

だから、SDGsの目標は達成できていないという事なのだ。

この時初めて気づいた。

このゲームに勝者は居ない。

地球は誰かのものではない、皆のものだ。

そして、「誰一人置き去りにしない」の理念が最も重要な目標なのだ。

「誰一人置き去りにしない」を重く感じていたら、ゲームの計画の立て方が変わっていた

「誰一人置き去りにしない」のSDGsの一番大きなスローガンを重く感じていたら。

その重みをゲームの参加者全員が理解していたら。

ゲームの進行は違っていたのではないだろうか。

少なくとも、ゲームの中ではSDGsの「誰一人置き去りにしない」と言う理念のもと、自分も見捨てられない事を信じる事ができたのではないだろうか。

だとしたら、自分達の目的を後回しにして、困難な目標を持っている人に協力できたのでは。

マネーカードを融通し、時間を分け与える事ができたのではないだろうか。

ゲームを終えたとき、強くそう感じたのだった。

感想

経済が安定しない国に、環境を悪化させても経済を上げないといけない時期はある。

SDGsは、それを否定していない。

「誰一人置き去りにしない」のスローガンを実現するには当然の事だ。

地球は一つしかない。

荒れた原野の地球を独り占めする国になるより。

豊かな地球をみんなで分かち合う方がいい。

私はそう思う。

「誰一人置き去りにしない」をしっかりと考える事で、豊かな地球をみんなで分かち合う世界ができるのではないだろうか。

 

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